九州の鉄道発祥地
博多CITYから北へ500mほど行ったところに出来町公園という
都市公園があります。ここは明治の中ごろにできた九州の鉄道発祥
の地です。
九州鉄道は民間の鉄道会社としてスタートし、ここから久留米まで
つながっていました。その後石炭景気をバックに九州鉄道は発展し
明治の後半に国有鉄道となり、今の出来町公園の場所に2代目の博多駅
が出来ました。木造の洋風駅舎は今の門司港の駅舎に負けないりっぱな
物だったそうです。当時のギリシア風の鉄柱が3本残されていて先日
オープンしたJR博多CITY屋上のつばめの杜の中央に建てられて
います。現在出来町公園には発祥の地を記念して蒸気機関車の本物の
動輪を使ったモニュメントが残されています。
本物のC611型のSLの動輪です。
製造番号標識です。
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