2011年03月25日

在来種タンポポのピンチ???

皆さんは春の野草、タンポポに外来種と在来種があるのを
ご存知でしょうか。この二つは見た目はそっくりなのでちょっと
見分けが付きません。見分ける方法は一つは開花時期で、外来の
セイヨウタンポポは四季咲きというか春以外に夏でも秋でも花を
つけます。一方在来のニホンタンポポは春の一季咲きです。
もう一つの見分け方で花びらの付根の部分に総包といって、ひげ
のような突起物が付いていますが、これが大きく反り返っているのが
セイヨウタンポポでまっすぐにぴんと伸びているのがニホンタンポポ
です。
もともとはもちろん在来種が主体でしたがセイヨウタンポポは繁殖力
が強く勢力を拡大しています。若宮のブロガーのji-anさんの記事が
きっかけで気になって少し調べたところ、私が調べた限りでは香椎
周辺は一ヶ所を除いてすべてセイヨウタンポポでした。田圃の残って
いる香椎の杜でも西洋種でした。
綿毛で種を飛ばすタンポポは市街地ではすでに西洋種に占領された
のかもしれません。

在来種タンポポのピンチ???

こちらが西洋タンポポです。総包が反り返っているのがわかります。

在来種タンポポのピンチ???

こちらが日本タンポポです。総包はまっすぐです。

在来種タンポポのピンチ???

これも日本タンポポの仲間の白花タンポポです。西日本に分布し福岡ではよく見かけます。

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Posted by メドウおじさん at 08:31│Comments(0)季節の花
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